コール、レンドンら10人がクオリファイング・オファーを受ける

日本時間11月5日、各球団がフリーエージェント選手に対してクオリファイング・オファーを提示する期限を迎え、10人の選手がオファーを受けた。今オフのクオリファイング・オファーは年俸1780万ドル(1年契約)となっており、選手たちは今後10日間以内にオファーを受諾するか否かを決断する。なお、この制度が導入されて以降、延べ80人の選手がオファーを受けてきたが、受諾した選手はわずか6人だけである。

今季の所属球団からクオリファイング・オファーを受けたのは、ゲリット・コール(アストロズ)、ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)、マーセル・オズーナ(カージナルス)、マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)、ウィル・スミス(ジャイアンツ)、ザック・ウィーラー(メッツ)、アンソニー・レンドン(ナショナルズ)、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)、ジェイク・オドリッジ(ツインズ)、ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)の10人。このうち、スミスとオドリッジはオファーを受諾する可能性があると見られており、オズーナとアブレイユは受諾するか否かに関わらず、新たに複数年契約を結ぶ可能性が取り沙汰されている。

また、ニコラス・カステヤーノス(カブス)やヤシエル・プイーグ(インディアンス)は今季途中にトレードで移籍しているため、クオリファイング・オファーの対象外となっており、以前にクオリファイング・オファーを提示されたことのあるダラス・カイケル(ブレーブス)、エドウィン・エンカーナシオン(ヤンキース)、柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)、ヤスマニ・グランダル(ブリュワーズ)、マイク・ムスターカス(ブリュワーズ)らに対してはクオリファイング・オファーを提示することができない。

クオリファイング・オファーを提示されなかった主な選手は、コール・ハメルズ(カブス)、リック・ポーセロ(レッドソックス)、ブレット・ガードナー(ヤンキース)、ディディ・グレゴリアス(ヤンキース)、ウィル・ハリス(アストロズ)といった顔ぶれとなっている。

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