Volocopter、シンガーポールにて有人飛行を無事完了。サービス開始に一歩

Volocopterは、UAV(無人航空機)とMAV(Manned aerial vehicle:有人航空機)の2つのラインナップされているパッセンジャードローンメーカーだ。有人、無人などこのように様々なアプローチでプロダクトが出てくるのは面白いところだ。そんなVolocopterが、シンガポール「マリーナベイ・サンズ」の上を通過して1.5キロの距離を飛行した。これは、Volocopter air taxisが繰り返し行ってきたテストシリーズの最終実証実験。

未来の交通手段である空飛ぶタクシーの実証実験として、18基のプロペラを備えたVolocopterX2がマリーナベイ・サンズホテルの上空を距離にして1.5kmを無事飛行した。ちなみに飛行時間は約2分間、平均して高度40メートルで行われた。

シンガポール運輸省(MOT)、シンガポール民間航空局(CAAS)、および経済開発委員会(EDB)を含む政府当局は、このテストフェーズでVolocopterをサポートしており、今後も引き続きサポートする。このフライトによって、シンガポールに民間航空タクシーサービスが提供される可能性をさらに一歩進めた形になる。

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