九州北部(山口県を含む)は、きのう4日までの1週間は暖かい空気に覆われ、気温の高い日が多かった。1日(金)には福岡県久留米市で平年より4℃高い24.8℃、山口県下松市で平年より5℃高い24.6℃を観測している。
一方、この先2週間の九州北部の気温は、平年並か低い予想となっている。特に、14日(木)頃からの5日間ほどは、今シーズン一番の強い寒気が流れ込むため、かなり低くなる可能性がある。今後の状況にもよるが、この期間は12月上旬(初冬並み)の寒さに見舞われるかもしれない。
このため、福岡管区気象台は九州北部(山口県を含む)に「低温に関する早期天候情報」を発表し、内陸部だけでなく平野部でも霜の降りる可能性もあることから、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。なお、九州北部(山口県を含む)以外の地域でも、11月中旬は寒気の影響を受けて気温が下がる可能性がある。
九州北部に低温に関する情報 急な気温降下に注意
- Published
- 2019/11/05 15:10 (JST)
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