ブルージェイズがトレードで先発右腕・アンダーソンを獲得

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日本時間11月5日、ブルージェイズはブリュワーズとのトレードを成立させ、今季8勝&通算53勝の実績を誇る31歳の先発右腕、チェイス・アンダーソンの獲得に成功した。投手補強が課題の1つとなっていたブルージェイズだが、早々に動いた形となった。なお、アンダーソンとの交換でAA級の一塁手、チャド・スパンバーガーをブリュワーズへ放出している。

今季のブルージェイズは、先発投手のコマ不足によりブルペン・デーを多用した結果、21人もの先発投手を起用した。マーカス・ストローマン(メッツ)とアーロン・サンチェス(アストロズ)をシーズン途中で放出し、故障者の続出にも苦しんだことを受け、ブルージェイズはコンスタントな活躍を期待できる先発投手の獲得を模索。メジャーデビューからの6シーズンで8勝以上を5度マークしているアンダーソンをチームに加えることに成功した。

今季はブルペンからのスタートとなったため、直近5シーズンで最少の8勝&139イニングどまりだったアンダーソンだが、これまで規定投球回到達が1度もない一方で、毎年コンスタントに10勝前後の勝ち星を挙げ、150回近いイニング数をこなしている。被本塁打が多い投手のため、本塁打の出やすい球場が多いア・リーグ東部地区でこれまで通りに活躍できるかどうかは、被弾をいかに防ぐことができるかがポイントとなりそうだ。

来季のブルージェイズでは、アンダーソンと左膝前十字靭帯断裂の大ケガから復帰するマット・シューメイカーの2人が先発ローテーションの中心となり、そこに今季6勝をマークしたトレント・ソーントンら若手投手が加わって先発ローテーションを形成することになると見られる。なお、アンダーソンの来季の契約は年俸850万ドルの球団オプションとなっているが、ブルージェイズはこれを行使する見込みだ。

一方、ブリュワーズへ移籍するスパンバーガーは、24歳の一塁手。昨年7月に呉昇桓(オ・スンファン)の交換要員の1人としてロッキーズからブルージェイズに加わった選手であり、今季はAA級で打率.237、13本塁打、OPS.707と今一つの成績に終わった。