天海祐希が脳外科医役に初挑戦! 医師の生きざまを描くオトナの群像劇に主演

日本テレビ系では2020年1月スタートの土曜ドラマで、天海祐希主演「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」(土曜午後10:00、開始日未定)を放送することが分かった。

ドラマは、外科医の中でも一握りの「手術の天才」が集う場所、脳外科を舞台に、最高の医師(トップナイフ)たちがそれぞれに抱える秘密と葛藤を描くリアルドクターストーリー。日本テレビのドラマは「偽装の夫婦」(2015年10月期)以来約4年ぶりとなる天海が脳外科医役を演じ、「コード・ブルー」「医龍」シリーズ(ともにフジテレビ系)など、医療ドラマを牽引する林宏司氏が脚本を担当。「女王の教室」(日本テレビ系)など、数々の問題作を生み出してきた鬼才、大塚恭司氏が演出を務める。

天海は初となる脳外科医役について「長時間労働、勉強と緊張の連続、熟練した脳外科医の余命はとても短いなど、厳しい現状が浮かび上がりました。そんなさまざまな事柄を踏まえ、お芝居に生かせたらと思っています」と意欲満々。さらに脚本の林氏については、「林さんとは、『BOSS』(フジテレビ系)以来のお仕事ですが、私のことも良くご存知ですので、どんな角度で来られるか今から戦々恐々です(笑)。林さんの持つ視点、書かれるセリフ一つ一つ、とても彩り豊かで心に響きます。ちょっと笑えるところも、とてもセンス良くて、悔しい(笑)。いつも、それより面白くしたい!負けたくないと思ってしまうんですよね(笑)」と語り、女優魂に火がついている様子。

10年近く前から実際の脳外科医と話をし、本作の構想を練っていたという林氏は「天海さんは、構想段階から勝手に許可なくイメージしていたので(笑)、脚本家冥利(みょうり)に尽きます。酸いも甘いもかみ分けた『孤高の脳外科医』の、明るさと切なさをどう演ってもらえるのか、他の共演者とのコラボも含め、今からワクワクしています。厳しい修業で腕を磨く天才脳外科医たち。でも医者も人間、私生活はボロボロだったりする『医者としては最高、でも白衣を脱いだら…』な、いいトシをして人間臭いオトナの群像劇でもあります。医療ドラマと群像劇、この両方をお楽しみください」と作品の見どころを語っている。

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