DeNAドラ2坂本、入団合意 「日本を代表する選手に」

吉田スカウト部長からベイスターズのキャップをかぶせてもらう坂本

 横浜DeNAベイスターズは5日、ドラフト2位で指名した立命大の坂本裕哉投手(22)と京都市内のホテルで入団交渉し、契約金7150万円、年俸1265万円で入団することで合意した。期待の即戦力左腕は「日本を代表する選手になりたい」と高らかに宣言した。(金額は推定)

 ドラフト当日までは「指名されるまで不安だった」というが、実力は本物だ。150キロに迫るストレートに変化球の制球も良く、今春の関西学生リーグでは最優秀選手賞、最優秀投手、ベストナインの3冠に輝いた。

 立命大で寮の同部屋だった2学年先輩の東は憧れの存在。今月1日、横須賀の寮見学の際に1年ぶりに対面すると、緊張していた顔は和らいだ。入団が決まって「身が引き締まる思い」というサウスポーは、「セールスポイントはコントロールと先発として試合をつくれること。ベイスターズには素晴らしい左投手の方が多くいるので、たくさん吸収したい」と意気込んだ。

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