最強(ギャル)と最恐(恐竜)のルームシェアとか…まじでウケる!『ギャルと恐竜』

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皆さんは「お酒に酔った勢い」で何かやらかしてしまったことはありますか?

例えば「要らないものを買ったり」とか「誰かに告白したり」とか……。

お酒が飲める大人になったら、そういったエピソードのひとつや2つできるかもしれませんが、今回皆さんにご紹介したいのは「酔った勢いで一緒に暮らすことになったギャルと恐竜の漫画」……その名も『ギャルと恐竜』です。

ギャルと恐竜(1) (ヤンマガKCスペシャル)

著者:トミムラ コタ

出版社:講談社

販売日:2019-04-05

▼あらすじ▼

コンビニでバイトをしている「ギャルの楓(かえで)」は、ある日酔った勢いで自分の部屋に「恐竜」を入れてしまう。

正体不明のその恐竜は、図鑑のどんな恐竜とも一致せず、なぜか人間の言葉を理解できたり、人間のように手(前足)で物を掴んだり、立って歩いたりすることができた。

普通の人なら「なんで?」と悩むところだが、そこはギャルならではの「なんとかなるっしょ」の精神で、恐竜と一緒に暮らし始めるのだった……。

本作の見どころ!

本作は「(ある意味)現代最強の生物・ギャル」と「太古の地球の支配者・恐竜」が一緒に暮らすというインパクトのある設定ですが、お話の展開としては「恐竜を狙う謎の組織と闘う」とか「何かの大会のチャンピオンを目指す」とかいったことは一切なく、ひたすら「日常」が続きます。

別にそれが退屈ということでは決して無く、逆にほとんどの読者にとってギャルと恐竜はどちらも謎が多い存在なので、そのひとりと一匹のやりとりは〈予測不可能〉で、毎話とても刺激的に感じると思います。

ちなみに本作の恐竜は、映画『ジュラシック・パーク』に出てきそうな大きくて怖いイメージではなく、子どもぐらいのサイズで基本的に目を丸くして口をポカンと開けているため、分かりやすくいうと「アホっぽい」です。

ただ、なぜか人間の言葉が理解できるため、表情やジェスチャーで意思疎通をすることができるのですが、その仕草がまた「アホっぽくて可愛い」のです。

そんな恐竜が、テーブルに肘をついてテレビドラマ『相棒』の再放送を観たり、カップラーメンを食べたり、コンビニや公園に出かけたり……と自由奔放に暮らす様子は「なんともシュール」で、読んでいてジワジワと「笑い&癒し」がこみ上げてきます。

そして、そんな恐竜を気さくに家に住まわせて「まるで弟のように世話をする」ギャル・楓の様子を見ていると「ギャルだから〇〇〇」といった偏見は消え、「楓という人物」にしだいに心惹かれていくこと間違いなしです。

本作は、基本的に一話完結で構成されているため話のテンポが良く、また、ギャルと恐竜を中心とした登場人物たちの「距離感」や「存在感」、そして「表情の変化」や「感情の間」が絶妙なバランスで描かれているので、繰り返し読むたびに発見があって、何度でも楽しむことができます。

心温まる話も多いので、リアルの生活で「ちょっと疲れたな~」と感じている人は、アタマを空っぽにして本作を読んでもらえたら、きっと元気になれると思いますよ。

コミックスも刊行! 今後の展開に注目!

本作は『週刊ヤングマガジン』にて連載中で、現在コミックス第2巻まで発売中です。

さらになんと〈アニメ&実写〉のダブル映像化が既に決定しており、2020年4月から放送スタートとのことなので、そちらも今から楽しみです。

さあ皆さん、そんな「ギャルと恐竜の種族の垣根を超えた〈ほのぼの日常〉漫画」を、とりま読んでアゲてこ~~!(〆はギャル口調で)

>>>無料試し読みはこちら!

ギャルと恐竜(1) (ヤンマガKCスペシャル)

著者:トミムラ コタ

出版社:講談社

販売日:2019-04-05

ギャルと恐竜(2) (ヤンマガKCスペシャル)

著者:トミムラ コタ

出版社:講談社

販売日:2019-09-06

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