BMW 新型2シリーズ グランクーペが登場

BMW 2シリーズ グランクーペ 2019年10月発表モデル

BMWにおける4ドアクーペ

BMWの4ドアクーペは、2012年に6シリーズ グランクーペが初めて発売された後、4シリーズ、8シリーズと各セグメントに拡大し、その優雅なデザインとスポーティな走行性能に、4ドアならではの高い利便性の組合せによって、高い評価を獲得してきた。

今回の新型2シリーズ グランクーペの導入により、全てのセグメントにおける幅広い4ドアクーペのラインアップが完成する。

新型2シリーズ グランクーペの主な特長

都会的でスポーティなデザイン

新型2シリーズ グランクーペは、全長4526mm、全幅1800mm、全高1420mmという機械式駐車場にも入るコンパクトなボディサイズに、クーペモデルらしい滑らかなルーフラインを備えた、都会に映える全く新しいモデルである。

BMWを象徴するキドニーグリルは、BMWクーペモデルの特徴であるワイドに伸びた幅広のデザインを採用すると共に、縦に格子状に配置されているキドニーバーには、シルバーに黒のアクセントラインが細長く刻まれた、BMW初のデザインが採用され、先進的かつ立体的な印象を与えている。

リアには、BMW最新のデザインコンセプトを採用したL字型テールライトを装備している。

サイドボディのプレスラインは、陰影を際立たせ、クーペならではの機敏かつ優雅なスタイルを際立たせている。

BMW 2シリーズ グランクーペ 2019年10月発表モデル

高い利便性を備えたインテリア

室内空間には、6色に変更可能なライトが装備されたインテリアトリムや、オプションで10.25インチのフルデジタルメーターパネル、10.25インチのコントロールディスプレイをラインアップすることで、都会的かつ先進的な空間を演出している。

また、4ドア化と前輪駆動の採用によって、余裕ある室内空間を実現し、ボディサイズの近い2シリーズクーペ比で約33mm後席の足元部分が拡大すると共に、ラゲッジルームも約40L拡大した最大430Lを確保し、高い利便性を確保している。

BMW 2シリーズ グランクーペ 2019年10月発表モデル
BMW 2シリーズ グランクーペ 2019年10月発表モデル

その他搭載された最新機能

運転支援機能としては、レーンチェンジウォーニング、後部衝突警告機能、クロストラフィックウォーニング(リア)、アクティブPDC、スピードリミット情報表示機能などを備えたドライビングアシストを標準装備している。

さらに、直近に前進した50mの軌跡を記憶し、後退する際にその軌跡通りにステアリング操作を自動で行う「リバースアシスト」を備えたパーキングアシストやBMWコネクテッドドライブを全車に標準装備している。

オプションのナビゲーションパッケージを選択すれば、会話のみで車両の操作や、情報へのアクセスが可能となるBMWインテリジェントパーソナルアシスタントが装備され、高い機能性を備えている。

前輪駆動ながら敏捷性が高くスポーティな走行を実現

新型2シリーズ グランクーペは、余裕ある室内空間を実現するため前輪駆動(FF)を採用すると同時に、新型1シリーズで日本初導入されたARB(タイヤスリップ・コントロール・システム)を搭載している。

ARBは、エンジンコントロールユニットで直接スリップ状況を感知し、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)を経由することなく、以前より約3倍の速さでその信号を直接エンジンに伝達する機能であり、その他、車両に搭載された先進技術と連動し前輪駆動車特有の、コーナリング時に車両が外側に膨らんでしまう現象(アンダーステア)などを大幅に抑制し、ドライバーが意図する走りをより忠実に実現する。

2シリーズ グランクーペの主なグレードのスペックと価格

218i グランクーペ

■全長:4526mm

■全幅:1800mm

■全高:1420mm

■ホイールベース:2670mm

■車両重量:1350kg

■排気量:1499cc

■エンジン:直列3気筒ガソリンエンジン

■最高出力:103kW(140PS)/4600-6500rpm

■最大トルク:220Nm/1480-4200rpm

■価格:369万円

M235i xDrive グランクーペ

■全長:4526mm

■全幅:1800mm

■全高:1420mm

■ホイールベース:2670mm

■車両重量:1570kg

■排気量:1998cc

■エンジン:直列4気筒ガソリンエンジン

■最高出力:225kW(306PS)/5000-6250rpm

■最大トルク:450Nm/1750-4500rpm

■価格:665万円

※価格はいずれも消費税込み

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