みんなのひろば~ふるさとの遺産 No.303

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須賀川アルバム-昭和の記録写真から-
「旧陸羽街道下宿の一里塚」(昭和30年代)

写真は、現在の下宿地内を通っていた旧陸羽(りくう)街道と一里塚です。江戸時代、主要な街道には距離の目印として一里(約4キロメートル)ごとに塚が築かれました。一里坦の「須賀川一里塚(国史跡)」から北へ一里、旧滑川村に入る手前にこの一里塚があります。
近代以降、陸羽街道は国道4号となり東北最大の幹線道路として戦後まで利用されました。多くの一里塚は昭和初期までに失われましたが、下宿の一里塚は昭和32年、市街地の西側に国道4号の新路線が完成したこともあり、拡幅工事で破壊されることなくその痕跡を保っています。
宅地化された現在の風景からは思い至りませんが、この写真からは、雨が降れば一歩進むのも大変な泥道に人馬も車も難渋した時代がしのばれます。

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