東京・渋谷の産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」で2日、「長崎の熱い人を応援しよう」をテーマに、茶を飲みながら議論する交流イベント「茶ッカソン」があり、都市部に住みながら地方と交流する「関係人口」を本県で増やす方法などを話し合った。
イベントは伊藤園が、茶をたしなみながらコミュニケーションを高め、イノベーションを生み出す場として2014年5月から開催。今月1日に開業した複合ビル「渋谷スクランブルスクエア」に入る同施設のこけら落としイベントとして県などと連携し開いた。
県内の商店街関係者や養蜂、種苗業者らの夢や悩みを聞き、参加者が創造的な新事業を出し合う形式。約40人が五つのグループに分かれ、“外からの視点”も大切に本県の活性化を話し合った。グループ発表では「佐世保に世界一の夕日が体験できるホテルを造る」「雲仙温泉の魅力を会員制交流サイト(SNS)で女子高生に発信してもらい、人を呼び込む」といった提案があり、新規性や実現性、社会貢献性などの視点で審査。ビワの葉でブランド品をつくり、収益などでミャンマーの貧困層を救う提案が1位に輝いた。
「関係人口」増やすには? 渋谷で長崎の熱い人応援
- Published
- 2019/11/06 12:10 (JST)
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