HikvisionがCPSE 2019で同社最新の革新的なAI Cloud実演を展示

HikvisionがCPSE 2019で同社最新の革新的なAI Cloud実演を展示

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【杭州(中国)2019年11月4日PR Newswire=共同通信JBN】革新的なビデオセキュリティー製品およびソリューションで世界をリードするプロバイダーであるHikvision(ハイクビジョン)は、深センで10月28日から31日まで開催されたChina Public Security Expo(CPSE)2019で同社最新の革新的なテクノロジー、製品、ソリューションを展示した。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20191105/2630933-1

HikvisionのAI Cloudは、今年で2周年を迎えた。Hikvisionのプレゼンテーションは「Fusing Data for a Smarter World(よりスマートな世界のためにデータを統合する)」と題し、新しいインテリジェントなアプリケーションおよびサービスを強化することを目的にするIoTおよび情報ネットワークデータの統合をサポートする同社のAI Cloudプラットフォームを紹介した。

Hikvision AI Cloudは、クラウドコンピューティングとエッジコンピューティングを組み込んだ分散型アーキテクチャーに基づいている。これは、人工知能(AI)アルゴリズムをクラウドからオンプレミス・ビデオレコーダーおよびサーバーまでのエッジドメインに、さらにはセキュリティーカメラおよびその他のIoTデバイスを搭載するエッジノードまで拡大している。この3レイヤー・アーキテクチャーは、よりスマートかつ迅速なAI駆動アプリケーションの新しいクラスを提供するという目標を支援する。

今回のショーで、ビジターは多数のAI Cloudアプリケーションが動作するのを見ることができた。これらのアプリケーションは、顧客が公共安全、輸送、小売、金融、物流、コミュニティー、環境保護などの分野でデジタル変革を達成することを支援するために開発された。

▽インテリジェントな輸送システム
AIベースのビデオ分析テクノロジーによって、HikvisionのIntelligent Transportation Systemは、負傷者および死亡者の数を減らすために交通違反を識別する。ビデオ情報を他のシステムおよびアルゴリズムと統合することによって、交通データは市内地図上に可視化され、交通を整理して都市の通勤・通学を向上させる。

▽スマートリテール
Hikvisionのスマートリテール・ソリューションは小売業の課題に対処し、ビデオ分析、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能などの最先端テクノロジーを提供し、ショッピングモール、スーパーマーケット、ブランドストアなどのオフライン小売業者のニーズに応える。アプリケーションは、人数計測、商品人気分析、ストアの遠隔パトロール、キャッシャー監視、陳列棚管理、無人コンテナーなどをカバーしている。

▽AI支援カメラ
Hikvisionのブースで、ビジターはAI Cloudの実演だけでなく、以下のようなプロジェクトに役立つ革新的な製品を間近で見た。

レーダー統合ビデオカメラ:高精度レーダーと、ディープラーニングのインテリジェントカメラとの統合によって、いかなる気象条件でも長距離の検知が可能になる。

複数レンズ組み込みカメラ:1つのデバイスに複数レンズを組み込み、ユーザーの多機能な要件を1つのシナリオで対処する。

さらにHikvisionは、AI装備のTurbo HD 5.0カメラ、HikvisionのAcuSenseおよびColorVuテクノロジー、DeepinViewディープラーニングカメラを搭載したEasy IP 4.0シリーズを含むインテリジェントな製品も紹介した。

▽HikvisionのAIオープンプラットフォーム体験
このブースで、ビジターはHikvisionのAIオープンプラットフォーム・アルゴリズムの倉庫および配送プロセスと触れ合うこともできた。AI Cloudユーザーインターフェースを介して、ビジターは倉庫の異なるアルゴリズムモデルを選択し、それをAIカメラに読み込み、ポテトチップス、消火器などの物体のリアルタイムのインテリジェントな識別・分析を実行する方法を体験することができた。

Hikvision AI Cloudは複数のバーティカルマーケットにおける実世界の課題を解決し、エンドユーザーに継続的な価値を生み出すために開発された。この最先端のアーキテクチャーはエッジコンピューティング、産業アプリケーション、サービスプラットフォーム、標準システムなどにおけるコラボレーションを可能にするために設計されている。

▽CPSEについて
CPSE 2019展示会は11万5000平方メールの面積に、9つの展示ホールと、6000以上のブースを展開した。CPSE 2019は11年連続で世界最大のセキュリティー産業の展示会となった。100以上の国・地域から1500以上のメーカーが高度なセキュリティーテクノロジー製品およびソリューションを展示した。

▽Hikvisionについて
Hikvisionはセキュリティー製品およびソリューションで世界をリードするプロバイダーである。豊富で高度なスキルを持った研究開発陣を擁するHikvisionは、幅広い分野の垂直市場向けに包括的な製品とソリューションのフルスイートを製造している。Hikvisionは長期的ビジョン達成のためセキュリティー業界に加え、スマートホーム・テクノロジー、産業オートメーション、自動車エレクトロニクス業界にその範囲を広げている。Hikvision製品はエンドユーザーに強力なビジネスインテリジェンスも提供する。これにより、より効率的な運用とより大きな商業的成功が可能となる。製品の最高の品質と安全性にコミットするHikvisionは、パートナーがHikvision Cybersecurity Centreを含むHikvisionが提供する多くのサイバーセキュリティーリソースを利用することを奨励している。詳細はwww.hikvision.com を参照。

ソース:Hikvision

写真リンク:
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