長崎・青山町私道封鎖 近く判断 長崎地裁 仮処分の審尋終結

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 長崎市青山町の住宅団地の住民ら7人が、団地内の私道を一部封鎖した福岡県の不動産管理業者に妨害禁止などを求めた仮処分申し立ての第4回審尋が5日、長崎地裁であり、同日終結した。決定が示される日時は未定だが、地裁はできるだけ早い時期に判断する意向を示した。
 審尋は非公開。終了後、双方の代理人弁護士が明らかにした。住民側弁護士によると、前回の審尋で、業者側が私道の売却を含む和解協議をするかどうかに言及していたが、住民側は今回、「バリケードを撤去して通行が認められてからでないと話し合いに応じられない」と伝え、具体的な和解協議には至らなかった。
 業者は昨年11月、青城自治会内を通る延長約700メートルの私道と隣接する山林を取得。住民側に買い取りを持ち掛け、その後、世帯別に月数千~1万円程度の通行料を求めたが、折り合わなかった。そのため、一般車両の通行禁止を通告し、先月2日に道の一部をバリケードで封鎖した。
 審尋では、住民が私道を無償で通れる通行地役権の有無などが争点となっていた。