J1鹿島・メルカリ冠試合 スマホ決済促進狙う

カシマスタジアムほぼ全店対応 行列解消に期待

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県立カシマサッカースタジアムの売店で、スマートフォンのアプリを使った買い物を実演した鹿島アントラーズの小泉文明社長=1日、鹿嶋市神向寺

サッカーJ1鹿島アントラーズの公式スポンサー「メルカリ」(本社東京)は1日、県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市神向寺)での浦和レッズ戦を冠試合「アントラーズ・ファミリー・デー・ウィズ・メルカリ」として開催した。同社の子会社が提供するスマートフォン(スマホ)決済サービス「メルペイ」に関する企画を実施し、同サービスの促進を図った。

冠試合に合わせ、スタジアム内の飲食売店やグッズ売り場のほぼ全店が、現金を使わずに買い物ができる同サービスに対応。同日はスタジアムだけでなく、鹿島のホームタウン5市(鹿嶋、潮来、神栖、行方、鉾田)の対応店で、メルペイ利用者に対し、最大20%のポイントを還元した。

コンコースの売店にはメルペイ限定メニューも登場。試合前にはメルカリの会長で、鹿島の小泉文明社長が自らのスマホで限定メニューの串焼きと牛タンカレーを購入し、利便性をPRした。

同スタジアムの売店は、試合前に来場者が集中して長い行列ができるのが課題。同サービスを利用することで購入時間を短縮し、行列を軽減する効果が見込まれている。小泉社長は「ファン、サポーターが(スマホ決済で)買い物をしてもらえるように導入を進めていきたい」と意気込んだ。

鹿島では来季に向け、各売店に効率のいい同サービス利用法の提案や、スタジアム外への売店設置を検討。スマホの操作に慣れていない人向けにスタジアムやホームタウンで「メルペイ、メルカリ教室」の開催を考えており、小泉社長は「フェース・トゥ・フェースでサポートしていきたい」と話した。

9月から10月にかけて実施したメルペイの企画「KASHIMAチャレンジ」の結果を発表。メルペイの新規登録者1人につき千円を鹿島の強化費として支援するもので、8655人の参加があった。865万5千円がメルカリから鹿島に贈られる。(藤崎徹)