海老名市長選アンケート(上)氏家氏「多選」、内野氏「継続」、立花氏「改革」

(左から届け出順)氏家秀太氏、内野優氏、立花孝志氏

 4期16年の現職候補に新人2候補が挑む構図になった海老名市長選。神奈川新聞社は、無所属新人で経営コンサルタントの氏家秀太(52)、無所属現職で5選を目指す内野優(64)、新人でNHKから国民を守る党党首の立花孝志(52)の3氏=届け出順=に、選挙の争点や市政の課題、優先の公約など、政策をアンケートで質問した。10日の投開票を前に、それぞれの主張を2回に分けて紹介する。

◆選挙の争点

 氏家氏は現市政が家庭系ごみの一部有料化に踏み切ったことを最も問題視。「市政停滞の原因は多選。海老名が再スタートするための強力なリーダーシップと新しいリーダーが求められている」と指摘した。

 内野氏は「自然と都市が共存する田園都市づくりにまい進してきた」と実績を強調。「今後も皆が笑顔で住みやすい町に向け、福祉、教育、文化など挑戦が続くが、継続させてもらえるかが争点」と答えた。

 立花氏は「公務員の給料を倍にしたり、NHK受信料を払わない人に年5万円支給したりなど、大胆な変化を認めるか、今まで通りの政治を望むか。既得権益をぶっ壊す改革を問いたい」との持論を展開した。

© 株式会社神奈川新聞社