家電量販店のノジマ（横浜市西区）は6日、創業60周年記念式典・経営方針発表会を同市内で開き、みなとみらい21（MM21）地区にある本社を、来年開業するJR横浜駅直結の「JR横浜タワー」に移転する、と明らかにした。
野島亮司副社長は発表会で「JR横浜タワーは横浜のシンボル的タワーになる。駅の地下からエレベーターで直接いける事務所になるため、この場所を本社として構えたい」と説明。タワーは地上26階、地下3階で、ノジマは24～26階の3フロアに入る。移転時期は来夏を予定しているという。
現在、本社が入るクイーンズタワーB棟26階は「一部でコールセンターや子会社などを構えたい」とした。
60周年の節目を迎えたことについて、野島廣司社長は「いろいろな失敗を重ねて今に至る。大失敗しても底辺に流れているのは人材育成。従業員を育てて100年続く会社にしていく」と語った。
