史上初となるコラージュ柄を採用した日本代表のユニフォーム。この柄は00年代以降のサッカーユニフォームでたびたび使われてきたデザインだ。
ここでは、これまでコラージュ柄を使った6つの印象的なユニフォームを選んで振り返ってみたい。
浦和レッズ(日本)
浦和レッズ/2014/Nike/ホーム
今季のアジアチャンピオンズリーグ決勝進出を決めた浦和レッズは、2014年にコラージュ柄のユニフォームを着用した。さいたま市となる以前の旧浦和市の地形や、シンボルのハートにサポーターズナンバーの12を組み合わせた「ハート12」などを落とし込んでいる。
ザンクト・パウリ(ドイツ)
ザンクト・パウリ/2006-07/DYF/アウェイ
2005-06シーズンにデザート(砂漠)色のコラージュ柄を採用したが、この06-07シーズンは細かな模様のNEWコラージュ柄が登場した。この手のデザインでブラックはかなりかっこいい!
シュトゥットガルト(ドイツ)
シュトゥットガルト/2017-18/Puma/スペシャルエディション
香川真司が在籍時のドルトムントとの1試合限定で使われた、ブラックのコラージュ柄ユニフォーム。レプリカは数量限定販売だったが、あっという間に完売となった。当時シュトゥットガルトに所属していた浅野拓磨も、このキットを着て試合に出場している。
ナポリ(イタリア)
ナポリ/2019-20/Kappa/ホーム
近年サッカーチームの間で多く使われるコラージュ柄だが、その火付け役は2013-14シーズンのナポリだったのかもしれない。その後もたびたびコラージュ柄を採用し、今季のユニフォームでもファッショナブルにデザインしている。
パリ・サンジェルマン
パリ・サンジェルマン/2017-18/Nike/サード
Nikeはこのシーズン、契約する主要クラブチームに幾何学模様的なコラージュ柄のデザインを提供した。PSGのこの模様は、パリを象徴するエッフェル塔にインスパイアされたもの。
コソボ代表
コソボ代表/2019/Fourteen/スペシャルエディション
日本と同様に代表チームでコラージュ柄を採用したのがコソボ。最近はブルー(ホーム)とイエロー(アウェイ)のキットを使うが、EURO2020予選のイングランド戦ではデジタル処理したコラージュ柄の特別ユニフォームを着用した。サプライヤーのFourteenはスイスの新興ブランドだ。