習近平主席、仏大統領と会談 協力深化に向け六つの目標打ち出す

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習近平主席、仏大統領と会談 協力深化に向け六つの目標打ち出す

 中国の習近平国家主席は6日、北京の人民大会堂でフランスのマクロン大統領と会談した。(北京=新華社記者/丁海濤)

 【新華社北京11月6日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は6日、北京の人民大会堂でフランスのマクロン大統領と会談した。

 習近平氏は次のように述べた。私とあなたは昨日、上海で第2回中国国際輸入博覧会の開幕式に出席した。われわれは演説で多国間主義と自由貿易を断固として守り、開放型の世界経済を構築するという強烈なシグナルを全世界に向けて発信し、相互理解と信頼を高めた。私はあなたと共に世界、未来、人民に目を向け、中仏全面的戦略パートナーシップを新たな段階に引き上げるよう推進し、大国関係の先頭を引き続き歩んでいきたい。

習近平主席、仏大統領と会談 協力深化に向け六つの目標打ち出す

 6日、会談に先立ち、人民大会堂東門外広場でマクロン大統領(右)の歓迎式典を行う習近平氏。(北京=新華社記者/燕雁)

 習近平氏は次のように強調した。中仏関係は現在、力強い発展の勢いが現れている。中国はフランスと共に次の六つの目標に焦点を当て、交流・協力が全面的かつ深く発展するよう推し進め、より多くの実質的な成果を収めたい。第一に、政治的相互信頼を守り、増進させる。第二に、大プロジェクトの協力を引き続き推し進める。第三に、双方向の市場開放を拡大する。第四に「一帯一路」構想の共同建設と欧州連合(EU)のユーラシア相互接続戦略の連携を推進する。第五に、イノベーション分野での協力を深化させ、持続可能な発展を共に実現する。第六に、文明の交流・相互学習を促進する。

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   6日、会談に先立ち、人民大会堂東門外広場でマクロン大統領(右)の歓迎式典を行う習近平氏。(北京=新華社記者/李学仁)

 習近平氏はまた、中国はフランスと、国連や20カ国・地域グループ(G20)などの多国間メカニズムでの協力を強化し、国連を核心とする国際体系、国際法を基礎とする国際秩序、世界貿易機関(WTO)のルールを礎石とする多角的貿易体制を断固守ると強調した。

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   6日、会談に先立ち、マクロン大統領夫妻(左)と記念撮影する習近平主席と彭麗媛(ほう・れいえん)夫人。(北京=新華社記者/李学仁)

 マクロン氏は次のように表明した。フランスと中国は多くの重大な国際問題で同じ立場にある。現在の国際情勢の下で、両国は二つの大国として、とりわけ重要な責任を負っている。フランスが中国との対話と協力を強化することは、重要な模範的役割がある。フランスは「一帯一路」構想とEUのユーラシア相互接続戦略の連携を推進し、自然に優しい「一帯一路」の共同建設をしていきたい。フランスと中国は共に多国間主義を守り、対テロ問題、イラン核問題などで戦略的意思疎通と協調を強め、WTO改革が一日も早く進展するよう推進しなければならない。

 両国元首は会談後、複数の協力文書の調印に立ち会った。