千原台高・男子陸上部監督が体罰か 複数部員に

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 熊本市の千原台高の男子陸上競技部監督で、今年1月の全国都道府県対抗男子駅伝の県代表監督を務めた男性教諭(37)が、複数の部員に体罰を繰り返していたことが6日、分かった。熊本市教委は体罰と認定しており、処分を検討する方針。教諭は10月下旬から部活動指導を自粛している。

 市教委によると、監督は今年4月以降、部活の指導中に複数の部員に対し、殴るなどの体罰を繰り返したという。市教委は全部員と監督の聞き取りを終えており、一部食い違いはあるものの体罰があったと判断。全教職員らに聞き取り調査し、早ければ今月中にも調査結果をまとめ、監督の処分を検討する。

 10月中旬、市教委に匿名の通報があり発覚。市教委は「調査中なので詳細な内容は答えられないが、ほかの体罰事案と比べても重大だと認識している。速やかに調査し、部員らの心のケアをしたい」としている。

 前田清孝校長は「私が赴任した2016年4月以降、監督の体罰は把握していない」としているが、「市教委の調査に協力し、事実関係が分かり次第、生徒や保護者に説明して謝罪したい」と話している。

 同部は全国高校駅伝に3度出場した強豪。監督は陸上部OBで、08年からコーチ、10年から男子監督を務めている。(前田晃志)

(2019年11月7日付 熊本日日新聞朝刊掲載)