熊本地震で被災の公民館跡に「みんなの家」 大津町高尾野地区

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もち投げをして公民館の再建を祝う高尾野地区の住民ら=大津町

 熊本地震で被災し、解体された大津町高尾野地区の公民館跡で、熊本県が集会施設「みんなの家」の整備を進めている。4日は現地で上棟式があり、地域住民らが再建を祝った。来年2月の完成予定。

 県や日本財団(東京)が仮設団地内に整備した「みんなの家」の地域版で、「公民館型」とも呼ばれる。

 木造平屋約100平方メートル。一部畳敷きの広間や台所、倉庫などを備える。県のアートポリス事業で、約2700万円の建設費は全て同財団の「わがまち基金」を活用する。

 上棟式には約100人が参加し、もち投げをして祝った。府内清喜区長(71)は「子どもからお年寄りまでが交流する場所にしたい」と話した。

 公民館型「みんなの家」は県内5町村に10棟の建設計画があり、嘉島町の1カ所が既に完成。大津町では高尾野地区を含め3棟建つ予定。(丁将広)

(2019年11月7日付 熊本日日新聞朝刊掲載)