島原道路などの整備促進要望 長崎県に3団体

島原道路などの整備促進を要望する宮本会長(右)=県庁

 一般国道57号等県南地域幹線道路整備促進期成会など3団体はこのほど、長崎県庁を訪れ、県に地域高規格道路「島原道路」など8件の整備促進を要望した。
 3団体は、同会のほか国道207号改良促進期成同盟会、有明海沿岸道路西部地区建設促進期成会。いずれも宮本明雄諫早市長が会長を務める。
 要望は、関係する長崎、佐賀両県の5市5町の首長らが出席した。宮本会長は平田研副知事に要望書を手渡し「渋滞が発生すると、企業誘致や命の面で影響する」と強調。出席者は、防災や物流などの観点から、未着工区間の整備を求めた。平田副知事は「いずれも大事な道路。少しずつ課題をクリアしながら進めていく。防災面からも、複数ルートの確保は大事」とした。

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