アロウ・マクラーレンSPは11月5日(火)、セブリングでコックピット保護デバイスのエアロスクリーンのテストを行った。エアロスクリーンのテストは今回で4度目だ。
テストに参加したのは、2020年シーズンからマクラーレンの一員としてシリーズを戦うパトリシオ・オワード。マクラーレンのマシンは、カモフラージュされたテスト用のカラーリングが施されていた。
またデイル・コイン・レーシングのセバスチャン・ブルデーとサンティノ・フェルッチもテストに参加した。
インディカーの公式サイトによると、テスト日のコンディションは季節外れの高温多湿な状況で、トラックも予想通りバンピーであり、安全性に関わるデバイスをテストするのに理想的だったという。3名ともエアロスクリーンに問題はなく、これ以外にも様々な冷却システムや曇り止めのシステムをテストした。
オワードはエアロスクリーンについて、「(エアロスクリーンは)かなりクリアなので、かろうじてスクリーンがついているとわかるくらいだ」とコメントした。
「もちろん、少し囲まれているみたいだね。でも普段と同じようにすべてのものを見ることができる。それほど気にならないよ」
「プッシュしているときは、本当にエアロスクリーンは見えないんだ」
またレース中にメガネを使用しているブルデーも、視界の問題はなかったということだ。