お兄さん絶対離さないでね

スケート学習、室蘭で始まる

©株式会社室蘭民報社

選手の手ほどきを受けて滑走を楽しむ児童

 室蘭市中島スポーツセンター(中島本町)を利用した市内小学校のスケート学習が6日始まった。同日午前は、みなと小学校の3年生84人が日本製鉄室蘭アイスホッケー部の選手2人を講師にリンクを滑走した。

 児童の多くがスケートは初体験か、幼稚園時代に数度経験したことがある初心者。最初は外周の柵につかまり、何度も尻もちをつきながら恐る恐る移動していた児童たちは、山口連選手(28)=テツゲン=、横山恭也選手(26)=幌清=の手ほどきを受けて少しずつ上達した。

 パイプ椅子を支えに練習した堀柊人君(8)は「滑るコツをつかめた。ショッピングカートを押して爆走しているみたいで楽しかった」とニッコリ。スケートは初めてという奥山日光(ひかる)君(8)は「思っていたよりもうまく滑ることができて楽しかった。もっともっと滑りたい」。どの児童も「何度も転んで痛い」とぼやきながらも楽しさが上回るようですぐに立ち上がり、氷上に児童たちのはしゃぎ声が響き渡った。

 横山選手は「室蘭は子どもたちがリンクに近づく機会が少ないので、今回のような学習や試合観戦を機にスケートの楽しさを小学生のうちから知ってほしいですね」と願っていた。 

 一部を除いた小学校が来年3月まで学習で訪れる。暖冬などを背景にリンクを設営する小学校は現在ない。
(野村英史)