【プレミア12】侍ジャパン今永が世界4位・台湾戦に先発 3連勝で東京へ「勝つ投球を」

侍ジャパンのDeNA・今永昇太【写真:Getty Images】

打線警戒「パワー系のヒッターが多いというイメージ」

■日本 – 台湾(プレミア12・7日・台湾)

 野球日本代表「侍ジャパン」は7日、「第2回 WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)グループBのオープニングラウンド3戦目となる台湾戦に臨む。先発の今永昇太投手はパワーヒッター斬りに意欲を燃やした。

 台湾はグループBで戦う3チームの内で最も高い、世界ランキング4位の強豪。今永は 「パワー系のヒッターが多いというイメージ」と打線を警戒。前回登板後には「インコースの直球よりも、外の真っすぐの精度が大事だと思う。中に入ると持っていかれる」とその攻略法を語っていた。

 今永は1日に行われた「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」カナダ戦(沖縄セルラースタジアム那覇)で先発し、最速150キロの直球にカットボール、カーブ、チェンジアップを交えて3回1安打6奪三振無失点と相手を圧倒。「やりたいことは全てできた」と自信を口にしていた。

 すでに日本と台湾は東京と千葉で行われるスーパーラウンド進出が確定しているが、この試合の結果はスーパーラウンドの順位決定に持ち越されることとなる。そのため、世界一を目指すチームにとっては負けられない戦いだ。今永も「スーパーラウンドに進む上で大事な試合なので、勝つ投球をしたい」と闘志を燃やした。(臼井杏奈 / Anna Usui)

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