西武秋山の移籍先候補にDバックス 内外野兼務の30発男を二塁に固定する場合に浮上

西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

26歳のマルテは二塁と中堅を兼務して打率.329、32本塁打、92打点をマーク

 海外フリーエージェント(FA権)を行使して米大リーグ移籍を目指す西武の秋山翔吾外野手について、ダイヤモンドバックスが獲得を目指す可能性があると米メディアが伝えた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が、二塁と中堅を兼務するケーテル・マルテを二塁に固定させる方針を固めた場合、秋山獲得の可能性があると指摘している。

 ダイヤモンドバックスは今季85勝77敗でナ・リーグ西地区2位。記事は「ブルペンの強化、オフェンスの強化、外野と二塁の守備の強化が必要である。若きスーパースターのケーテル・マルテをどのように起用するかによって、必要なことが異なってくる」と説明する。

 26歳のマルテは今季144試合出場で打率.329、32本塁打、92打点をマークしたスラッガー。守備は中堅と二塁を兼務した。記事は補強策の一つして「マルテを二塁に戻して新たに中堅手と契約すること」を挙げた。

 その際の有力候補はヤンキースからFAになったブレット・ガードナーとしている。その一方で「ショウゴ・アキヤマと契約して3年連続でアジアからデビューする選手を獲得するか?」と秋山獲得の可能性があることを指摘している。(Full-Count編集部)

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