レンドン&ストラスバーグ ナショナルズ残留の可能性は?

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球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げたナショナルズからフリーエージェントとなったアンソニー・レンドンとスティーブン・ストラスバーグは、MLB公式サイトのフリーエージェント選手ランキングで2位と3位にランクインするなど、今オフの移籍市場の目玉となっている。とはいえ、ナショナルズも世界一に貢献した生え抜きの投打のスター選手を簡単に手放すようなことはしないはず。両選手がナショナルズに残留する可能性はあるのだろうか。

ワールドシリーズ制覇の直後にフリーエージェントとなり、他球団へ移籍した生え抜きのスター選手というと、2011年に世界一となったカージナルスのアルバート・プーホルスが思い浮かぶ。プーホルスはカージナルスからのオファーを拒否してエンゼルスへ移籍したが、移籍後の8シーズンで1度しかポストシーズンに進めず、その1度もスイープで敗退。移籍後はポストシーズンで1つも勝てていない。

今オフは、ナショナルズからフリーエージェントとなったレンドンとストラスバーグが同じ状況に置かれている(ストラスバーグはオプトアウトの権利を行使)。両選手ともクオリファイング・オファーを提示されているが、これを拒否して他球団との交渉に臨むのは確実。データサイト「FanGraphs」によると、現時点でナショナルズの来季の年俸総額は1億2000万ドルほどとなっており、レンドンとストラスバーグにそれぞれ3000万ドル近い年俸を支払うことは不可能ではないが、救援投手、一塁手、二塁手など他の部門の補強ができなくなってしまうため、現実的ではない。ナショナルズが引き留められるのは、どちらか一方ということになりそうだ。

しかし、大手移籍情報サイトの「MLB Trade Rumors」は、レンドンが7年2億3500万ドル、ストラスバーグが6年1億8000万ドルでナショナルズに残留すると予想。この通りになれば、ナショナルズのファンにとっては最高の展開となるが、王者として迎える初めてのオフシーズンでナショナルズがどのように動くか注目したい。