小瀧望が“金田一”加藤シゲアキと共演! 村随一の色男役で寺島しのぶと親子に!!

12月21日に放送する加藤シゲアキ主演のフジテレビ系スペシャルドラマ「悪魔の手毬唄~金田一耕助、再び~」(午後9:15)に、寺島しのぶとジャニーズWESTの小瀧望が出演することが決定した。

同作はミステリー&ホラー小説界の巨匠・横溝正史による不朽の名作をドラマ化したもので、怨念めいた村で起きる血で血を洗う争いの謎を、加藤演じる金田一耕助がずば抜けた洞察力と明晰(めいせき)な頭脳を武器に解決していく。寺島が演じるのは、物語の舞台となる鬼首村(おにこうべむら)にある温泉旅館「亀の湯」の女主人・青池リカ、その息子で美しき容姿の青年・青池歌名雄(かなお)を小瀧が演じる。2人は悲しい過去を背負いながらも固い絆で結ばれる親子役で初共演する。

リカは歌名雄と娘の里子を子に持つ母親。20年前、里子を妊娠中に悲惨な事件で夫の源次郎を亡くしており、その犯人、恩田幾三はいまだに行方不明だという。その事件以来、女手一つで歌名雄と里子を育て上げ旅館を切り盛りしてきた。目下の悩みは愛する息子の歌名雄。村一番の実業家である仁礼家の娘・文子との縁談話が持ち上がっているが、当の歌名雄は由良家の娘・泰子と恋仲であり、いつか2人が駆け落ちするのではないかと落ち着かない日々を送っている。

一方、そんなリカを母親に持つ歌名雄は、村の男性陣の中で随一の色男。端正な顔立ち、誠実な性格の歌名雄に対し思いを寄せる女性は数知れず。恋仲の泰子と結婚の約束をしているが、女手一つで育ててくれた母親や、顔の半分を大きな赤いあざに覆われた妹・里子、さらには「亀の湯」の経営のことを考えると自分の思いを貫いていいのか悩みは尽きない。そんな中、泰子が滝つぼで死んでいるのが発見される。

小瀧は役柄について「今まで出演してきたドラマのテイストと全然違いましたし、“かなり難しいな!”と思いました。個人的な印象ですが、この役が僕にとってターニングポイントになる気がしています」と気合十分で、主演の加藤とは「約3年ぶりですけどそんなに久しぶりな感覚はないですし、またご一緒できてすごくうれしいです! 大先輩に囲まれている現場ですが、皆さん優しくて。監督が若干怖めなので(笑)、生瀬(勝久)さんや寺島(しのぶ)さんにとても助けられています」と感謝。

また、母親役の寺島については「まさにお母さん! すべてを包み込んでくれる感じです。お芝居では圧倒されると同時に、すごく興奮もしています。学ばせていただきたい、吸収したいという気持ちで日々過ごしていますし、ご一緒させていただけてとても幸せです」と喜んでいる。

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