「南町田グランベリーパーク」が13日にオープンへ

13日にオープンする大型複合施設「南町田グランベリーパーク」=東京都町田市鶴間

 アウトレットショップと公園、駅が一体的につながる大型複合施設「南町田グランベリーパーク」が13日、東京都町田市鶴間にオープンする。報道関係者向けの内覧会が7日開かれ、241店の商業施設と自然あふれる公園が融合した新たな施設が公開された。

 2017年に閉館した大型商業施設「グランベリーモール」の跡地を中心に、東急電鉄と市などが整備した。広さは約22ヘクタールで、都内最大のアウトレット複合施設「グランベリーパーク」、市の運動公園「鶴間公園」、児童館などが整備されている「パークライフ・サイト」、東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」の4地区がつながる構造になっている。

 中核のグランベリーパークは約100のアウトレット店のほか、レストラン、映画館などが並ぶ。アウトドア用品を扱う「モンベル」では人工池でカヌーの試乗を楽しめ、関東で唯一のビュッフェスタイル業態として出店する「KFCレストラン」は小学生がチキンの調理を体験できる国内初の体験型店舗を構えた。

 鶴間公園には、芝生広場や子ども向けの遊び場などを整備。施設の玄関口となる南町田グランベリーパーク駅は10月1日、「南町田駅」から駅名を変更し、急行電車が停車するようになった。

 12月14日には、人気キャラクター「スヌーピー」の世界を楽しめる「スヌーピーミュージアム」がパークライフ・サイト内にオープンする。

© 株式会社神奈川新聞社