ピレリが2021年用18インチF1タイヤのテストを実施。サインツJr.がマクラーレンのプロトタイプ車で走行

 F1タイヤサプライヤーのピレリが、今週、2021年に導入予定の18インチタイヤのテストを行っている。今回マクラーレンが協力し、7日、フランスのポール・リカールで走行を開始した。

 2021年F1のレギュレーション変更により、F1タイヤのホイール径は13インチから18インチに変更される。新タイヤの初期テストのために、ルノー、マクラーレン、メルセデスが2018年のシャシーを基にしたテストカーを提供することが決まり、初テストは9月にルノーのマシンを使用して行われた。

 今週、2回目のテストがポール・リカールでスタート、初日7日はカルロス・サインツJr.が走行を担当し、18インチのスリックタイヤのデータ収集に当たった。

 しかしピレリによると、天候に恵まれず周回数は39周にとどまったという。翌日はランド・ノリスがテストを行う予定となっている。

18インチF1タイヤのテストを行うルノー

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