長野県内で11月2日から6日までの5日間に6件7人の交通死亡事故が発生し、県内の交通事故の多発により県民の日常生活に大きな危険と脅威を与える事態に至ったことから、長野県交通安全運動推進本部は7日、2016年10月以来3年ぶりとなる「交通死亡事故多発非常事態宣言」を発表し、県民総ぐるみで交通安全意識の高揚を図り、悲惨な交通死亡事故の抑止と安全な県民生活の確保に全力で取り組むべく、16日まで街頭活動や広報活動等の緊急対策を推進しています。
7日現在、長野県内での2019年交通事故死者は計53人(前年同期比＋1)、うち65歳以上の高齢者は29人と半数超を占めています。
【長野県内での2019年交通事故死者数】(11月7日現在：速報値)
・ 1月：6人(＋3) うち高齢者4人(＋4)
・ 2月：4人(＋1) 2人(＋1)
・ 3月：3人(－4) 1人(－5)
・ 4月：6人(＋3) 5人(＋4) 21日～30日 多発警報
・ 5月：5人(±0) 5人(＋1)
・ 6月：4人(－3) 0人(－2)
・ 7月：3人(－5) 1人(－3)
・ 8月：7人(＋3) 3人(－1)
・ 9月：5人(±0) 3人(±0)
・10月：3人(－3) 2人(－2)
・11月：7人(＋6) 3人 4日～13日 多発警報→7日～16日 非常事態宣言
・5.86日に1人の割合(上期6.96日/下期4.81日)
・都道府県別：総数18位 増減数14位 増減率15位 人口10万人比26位
・年間死者数：2018年66人 17年79人 16年121人 15年69人 14年82人
うち高齢者： 38人 43人 69人 42人 43人
