【熊本県感染症情報】リンゴ病流行傾向 熊本県が注意呼びかけ 

©株式会社熊本日日新聞社

 10月28日~11月3日の熊本県感染症情報によると、県内50定点の医療機関から報告された伝染性紅斑(リンゴ病)の患者が65人に達し、週間報告として今年最多だった前週(68人)と同水準となった。前回流行した2015年シーズンと同様の増加傾向をたどっており、県健康危機管理課が注意を呼びかけている。

 同課によると、保健所管轄別では荒尾・玉名、水俣、菊池、山鹿が警報レベル(1定点当たり2・00人)。前回は年末年始にかけて県内全域で警報レベルとなった。

 せきやくしゃみのしぶきなどで感染。幼児や児童は頬が発疹で赤くなり、成人は関節痛や関節炎がみられる。妊婦は流産の可能性があるため、手洗いなど予防の徹底を心掛ける必要があるという。

 ほかに多いのは、感染性胃腸炎が359人(前週比35人増)、手足口病112人(9人増)。流行期のインフルエンザ(80定点)は117人(27人増)。県は「早めの予防接種や部屋の換気を心掛けて」としている。

 全数報告の感染症は百日ぜき8人、レジオネラ症と梅毒が各2人、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人だった。(川崎浩平)

(2019年11月8日付 熊本日日新聞朝刊掲載)