憧れのラッフルズホテル!リニューアル後の極上アフタヌーンティーをレポート

名門ラッフルズホテルがリニューアル

1887年創業の、シンガポール随一の老舗ホテル「ラッフルズホテル」。2017年より建物の全面改装のため、ホテルとレストランを全てクローズし、2年間の長い眠りについていました。

 

シンガポールの象徴的な場所であるため、再オープンを今か今かと待ち望んでいた人も多いはず。やっと今年2019年8月より、営業を再開しました。

 

ここでは、シンガポールアフタヌーンティーの最高峰、ラッフルズホテルでの憧れのアフタヌーンティーをご紹介します。

 

 

アフタヌーンティーはグランドロビーで

  

宿泊者と、レストラン利用者のみ入ることのできるエントランスをくぐると、吹き抜けのロビー空間が出迎えてくれます。

 

繊細なシャンデリアは、なんと8000個ものクリスタルパーツを組み合わせて作られているのだそう。それ故に細かく光る様子がとても美しく印象的です。

 

ロビーの左右奥には、歴史ある北インド料理レストラン「ティフィンルーム」、世界の女性トップシェフ、アンヌ・ソフィーの「ラダム・ドゥ・ピック」を構えており、その手前に広がる爽やかな空間がグランドロビーです。

 

ゆったりとしたソファスペースで、アフタヌーンティーを楽しむことができます。

 

次のページ:再オープン記念のシャンパンも!アフタヌーンティーの内容紹介!

 

紅茶のセレクトもじっくり吟味して。限定のシャンパンも!

 

 

アフタヌーンティーメニューはシーズンごとに決まっていて、お茶を1種類セレクトします。定番のブラックティーから、フルーツティーやグリーンティー、さらにホワイトティーやブルーティー等の珍しいお茶もあるので、かなり迷ってしまいます。

 

今回は、マオリブルーというニュージーランドのオーガニックティーを選んでみました。まさか青い色のお茶なのかとドキドキしましたが、上品な黄金色の、苦みの無いすっきりとしたお茶でした。

 

 

 

そしてシャンパンのメニューは、ラッフルズホテル再オープンを記念した特別のもの。3000本限定だそうで、シリアルナンバーも記されていました。

 

 

私達が頂いたのは、1800番台のボトルだったので、年内はまだこの限定シャンパンが味わえるかもしれません。

 

アフタヌーンティーと言えば、憧れの3段プレート

ラッフルズホテルのアフタヌーンティーは、期待を裏切らない、憧れの3段プレートで運ばれてきます。

 

最下段はサンドイッチのアソート。これらのサンドイッチに使われているパンは、全てホテル内のキッチンで焼き上げられたオリジナルのパンだそうです。トマトを練りこんだパンや、カレー風味のパンもあり、味に飽きることがありません。

 

上の2段に乗せられているケーキも色鮮やかで、見ているだけで楽しい気持ちになります。

 

中でも、ラッフルズホテル名物、LONG BARのピーナッツをイメージしたケーキが印象的でした。丸ごとピーナッツが載ったケーキのように見えたのですが、実は本物のピーナッツではなくピーナッツをかたどったクリームだったのです!

 

 

3段プレートとは別に運ばれてくるスコーンも、温かいうちに頂くのがおすすめです。

 

甘すぎず果実味溢れるストロベリージャムとクロテッドクリームとの相性が抜群でした。このストロベリージャムも、販売はしているのかよく問い合わせを受けるようですが、あいにくホテル内でしか味わうことのできない自慢の一品なのだそうです。

 

 

シンガポールの歴史を感じる空間を是非楽しんで

目の前の美しいプレートとお菓子にうっとりしながら、優雅な雰囲気を味わうひとときは、まるで英国統治時代にタイムスリップしたような気分にさせてくれます。

 

グランドロビーを含む、ラッフルズホテルの建物全体を見渡しながら、130年以上続くこの地の歴史に想いを馳せると、ただの5つ星ホテルに留まらない魅力が見えてくるはずです。

 

ぜひ皆様も、歴史的な場所でクラシックなアフタヌーンティーを楽しんでみてくださいね。

 

Raffles Hotel Singapore

住所:1 Beach Road, Singapore 189673

電話番号:+65 6337 1886

URL: https://www.raffles.com/singapore/

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