加藤茶が“らしき人”役で「時効警察」に“ちょっとだけよ”とカメオ出演!

テレビ朝日系で11月8日放送の金曜ナイトドラマ「時効警察はじめました」(金曜午後11:15)第4話に、加藤茶が“らしき人”役でカメオ出演することが分かった。

本ドラマは、時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリジョー)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー。この第4話では、中島美嘉がメインゲストとしてゾンビ映画の主演女優・折原千香子を演じるが、日本が誇るコメディアン・加藤が“ちょっとだけよ”とばかりに、99%本人に間違いない“加藤茶らしき人”という役どころで、霧山&三日月&彩雲真空(吉岡里帆)が時効捜査のために宿泊する温泉旅館にいきなり出没する。

加藤と言えば、実は「帰ってきた時効警察」(2007年)第1話で「茶はイックションですが、このドラマはフィクションです」というフィクションテロップを出して、影ながら制作スタッフが一方的にリスペクトを表明していた。そんな12年越しのラブコールが実を結び、ついにカメオ出演が実現した。

撮影を終えた加藤は「ドラマの中でこれだけのギャグをやるのは初めてなので、バラエティーでやるのとはちょっと勝手が違いましたが、皆さんに喜んでもらえたらうれしいです」とコメディアン魂全開で話し、半ばもらい事故のような初体験も楽しんでいたよう。「1シーンだけの短い出演なので見逃さないように、ドラマの最初から最後まで集中して見てください(笑)!」と視聴者に呼びかけている。

第4話は、長回し1カットで撮影した異色のゾンビ映画「ロマンティックを止めるな」が、25年ぶりに同じキャスト&スタッフでリメークされることに。この話題に、刑事課の彩雲(吉岡)は異様に興奮するが、先輩刑事・十文字疾風(豊原功補)は渋い顔をする。というのも元祖「ロマ止め」は、撮影中に監督・唐沢浩一郎(津田寛治)が殺される事件が発生。十文字らの捜査もむなしく時効を迎えたのだ。この事件を“趣味”で調べることにした霧山(オダギリ)は助手の三日月(麻生)と共に、まずは映画のマスターテープを鑑賞。映画は棺を開けた主演女優・折原千香子(中島美嘉)の驚愕(きょうがく)の表情で終了するのだが、なんとマスターテープには、その直後、棺の中から唐沢の刺殺体が発見され、混乱する現場の様子も記録されていた…。

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