野村直輝選手考案「おいでませ!ノム風瓦そば」地元・山口県の郷土料理をアレンジ【ヴォルティスコラボグルメ第8弾】

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 サッカーJ2徳島ヴォルティスとホーム・鳴門ポカリスエットスタジアムの「屋台村」出店店舗が、鳴門ポカリスエットスタジアムで行う10日の横浜戦と24日の山口戦の2試合で、横浜FCから今季加入して現在の快進撃の立役者となっている攻撃的MF野村直輝選手(山口県出身)が考案した瓦そばが数量限定で販売される。選手のアイデアや要望をスタジアムに出店している屋台村店舗がメニュー化するコラボグルメ企画の第8弾。

 メニュー名は「おいでませ!ノム風瓦そば」(800円、各試合50食限定)。徳島市のラーメン店「中華そば一番」が販売する。 

 野村選手と店舗側の最初の打ち合わせは10月24日、板野町の徳島スポーツビレッジで行われた。「山口県には瓦そばという麺を使ったソウルフードがある」「絶対売れると思う!」。打ち合わせ開始直後に、野村選手の口からこの企画にピッタリの発言が飛び出す。山口県下関市の名物・瓦そばは、熱した瓦の上に茶そばと牛肉、錦糸卵などの具材を盛り、つゆに漬けて食べる料理だ。

 野村選手の実家でもよく食べていたそうで、今回の企画のために祖母から受け継がれている野村家秘伝のレシピを送ってもらい、それを参考に中華そば一番が作る運びになった。「コラボグルメで瓦そばが出てきたら絶対喜ぶと思う!」と野村選手は笑顔で語り、徳島サポのみならず、山口サポ、古巣の横浜サポに食べて喜んでほしいという、3地域全てにゆかりが深い野村選手ならではの気概が前面に押し出した打ち合わせを締めくくった。

 日を改めて試食会当日。中華そば一番の担当者は用意した試作品は、お茶の風味が豊かな茶そばに、牛肉、錦糸卵、のりなどをトッピングした。薬味の一つとして定番のレモンを使った物の他、徳島名産のスダチを使った物も用意された。野村選手に2種類の味わいから選んでもらおうちう狙いだ。

 つゆは、昆布とかつお節などから取っただしに、まろやかな味わいの淡路島産しょうゆを合わせたもの。魚介の風味と、口当たりの良いしょうゆの風味が生きている。

 甘みを感じるつゆに加え、牛肉も砂糖じょうゆで甘辛く味付けされているなど、全体的に甘めに仕上げられているところに、野村家伝統のレシピが生かされている。

 

 スダチバージョンから試食した野村選手は「さっぱりする感じ」「おいしい!」「いいと思う!」と高評価。続くレモンバージョンは「しっくりくる」とご満悦で、甲乙付けがたい様子だった。しかし、そこはスピーディーな状況判断が売りの野村選手。すぐに「山口県民の方はスダチで食べてみたいかも」と発言し、スダチとレモンの2種類を入れて販売することが決まった。

 最後は「実家の味と似てます!」とお墨付きも飛び出した野村選手。「お母さんからレシピをいただいて、作っていただきました! ぜひ皆さん、たべてください!」とPRした。