TBS系で2020年4月から放送の日曜劇場「半沢直樹」（仮題・日曜午後9：00、開始日未定）の放送に先駆け、2020年1月3日に吉沢亮主演のスペシャルドラマ「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」（午後11：15）の放送が決定した。
4月期放送の「半沢直樹」（仮題）は、前作に続き池井戸潤氏の原作「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」を映像化するもので、その物語の舞台である「東京セントラル証券」と大きくかかわるIT企業「スパイラル」を中心にスペシャルドラマは展開する。SPドラマで吉沢が演じるのは、プログラマーの高坂圭。かつてある事件にかかわったことで行き場を失っていたが、その才能を買われ「スパイラル」の社員として働いている“敏腕プログラマー”という役どころだ。
前作の「半沢直樹」では、銀行内で行われていた不正を幾度となく暴き、痛快な逆転劇を見せた半沢直樹（堺雅人）だったが、最終回では頭取からまさかの子会社に出向。SPドラマが描くのは、半沢が「東京セントラル証券」に赴任した後に起きたある事件。新興のIT企業である「スパイラル」は、「東京セントラル証券」が金融セキュリティーシステムをリニューアルする際、半沢がコンペで声をかけた企業の一つ。プロジェクトを勝ち取れば数百億の売り上げにつながる「スパイラル」にとって、社運を懸けた一大プロジェクトが進行する中、人知れずある陰謀が動いていた…。
吉沢は「7年前の半沢直樹の、敵役を完全に地獄にたたき落とすさまを見てドキドキワクワクするという展開。唯一無二の面白さを感じていました」と前作のファンだったことを明かし、「今回のスペシャルドラマにもそのエッセンスが凝縮されていることと思います。半沢直樹のスペシャルドラマなのに半沢が主人公じゃないのかよ（笑）と思っているそこのあなた。完全に倍返しですよ。ぜひご期待ください」 とアピールした。
