大相撲九州場所の前夜祭が開催! 大盛り上がりの模様は11.9にNHK総合で

11月10日から始まる大相撲九州場所を3日後に控えた7日、福岡市の福岡国際センターで毎年恒例の同前夜祭が開催された。63回目となる今回も本場所を待ちわびる大勢のファンが来場。歌やゲームなど、取組で見る姿とは一味違う土俵上の力士と交流していた。

イベントの冒頭、日本相撲協会の境川豪章九州場所担当部長に続いて、歌川信郎NHK福岡放送局長があいさつ。その中で「大相撲中継のあと、午後6時10分からはNHK福岡放送局の『ロクいち!福岡』という番組で、郷土出身力士の活躍を取り上げています。ぜひご覧ください」と紹介していた。

ふれ太鼓とともにイベントがスタート。進行はキンボシ、NHK福岡放送局の戸部眞輔アナウンサー、同鹿児島放送局の菊田一樹アナが務める。本場所の中継でも実況する戸部アナは担当する放送日なども明かしていた。郷土出身力士の紹介コーナーでは、福岡県柳川市出身の琴奨菊や福岡県築上町出身の松鳳山らが土俵へ。一人一人プロフィールを交えて紹介され、先場所優勝争いを展開した鹿児島県瀬戸内町出身の明生の番になると、ひときわ大きな歓声が響いた。

続いて、鶴竜、白鵬の順で横綱の土俵入りが行われると、会場は大盛り上がり。四股(しこ)を踏む所作で、会場全体が「よいしょ!」の大発声となった。その後、一転して来場者参加の「お楽しみゲーム大会」へ。和服に着替えた明生、松鳳山、大奄美、木崎海が再登場し、それぞれ会場から2組の親子を選んで4人の合計体重を当てることに。すると、明生が意外な親子を指名していたことが分かり、キンボシがその偶然に驚いていた。

相撲の禁じ手などをコミカルに説明する初切(しょっきり)が終わると、イベントは後半へ。今年引退した元稀勢の里の荒磯親方と元嘉風の中村親方らが登場する対談コーナーや、2回目の「お楽しみゲーム大会」、力士のど自慢などのファン大喜びの演目が続いた。

この日の模様はNHK総合・九州沖縄ブロックで9日(午後3:05)に放送。番組ではHKT48のメンバーが相撲部屋を訪問する企画もおくる。

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