幻の第1話を完全収録!ドラえもん50周年記念「ドラえもん 0巻」発売決定!

『ドラえもん』は、 小学館の雑誌「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」の6つの雑誌の1970年1月号で連載がスタートした。 そのため、 各雑誌の対象読者別に描き分けられた6種類の第1話が存在しますが、 てんとう虫コミックス第1巻には「小学四年生」版を、 加筆・修正したものが収録されている。

今回、 ドラえもん50周年を記念して発売が決定した「0巻」には、 その6種類の第1話を、 当時の掲載時の状態ほぼそのままに収録し、 読み比べができる形となっている。

また、 「0巻」には、 「ドラえもん 伝説の予告ページ」も当時の状態で収録している。 これは、 『ドラえもん』連載開始号の前号に掲載する予告ページの締切までに藤子・F・不二雄先生が作品のアイデアを思いつかず、 「出た!」というフキダシで主人公の姿を描かずに告知したものと言われている。 加えて、 藤子・F・不二雄先生による伝説のドキュメンタリーまんが『ドラえもん誕生』もてんとう虫コミックスに初収録。

このほか、 『ドラえもん』の連載が開始された当時の背景を解説する記事ページも満載。ドラえもんがいかにして誕生したのかがわかるメモリアルな1冊となる「0巻」は、 てんとう虫コミックス『ドラえもん』としては、 1996年の第45巻発売以来、 実に23年ぶりの奇跡の最新刊となる。

今後、 小学館ではこの『ドラえもん』0巻を皮切りに、 ドラえもん50周年を記念した書籍・コミックスを順次刊行していくとのこと。

担当編集・徳山雅記(小学館・ドラえもんルーム)からのコメント

「ドラえもん50周年を記念して、 この国民的名作の歴史を振り返るにはぴったりの1冊が誕生します。 しっぽの色や、 ネコを思わせる走り方、 ひみつ道具の使い方など、 現在の設定と異なる部分が注目のポイントです。 てんとう虫コミックスの棚、 1巻の前にそっと並べられる奇跡の最新刊、 満を持して登場です」

(C)藤子プロ・小学館

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