透明な暴力夫がそばにいる…『透明人間』リブート版予告編

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『ジ・インビジブル・マン(原題) / The Invisible Man』予告編のスクリーンショット

 作家H・G・ウェルズの同名小説を原作に、体を透明化した科学者の狂気を描いた映画『透明人間』(1933)を現代にリブートする『ジ・インビジブル・マン(原題) / The Invisible Man』の予告編が公開された。

【動画】『透明人間』リブート予告編(英語)

 本作はもともと、往年のユニバーサルモンスター映画をリメイクする「ダーク・ユニバース」プロジェクトの1本としてジョニー・デップ主演で製作される予定だったが、トム・クルーズ主演のユニバース第1弾『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の興行的失敗を受けてプロジェクトが消滅。ホラー映画プロデューサーのジェイソン・ブラムが仕切り直し、『アップグレード』(2018)のリー・ワネル監督・脚本で復活した。

 裕福で優秀な科学者だが支配的な夫・エイドリアンから逃げ出した主人公セシリアは、彼が自殺したことで莫大な遺産の相続人となる。ソシオパスである夫が自殺するはずがないと主張するセシリアはやがて、エイドリアンが透明人間となって彼女につきまとっていることを察知する。

 『ソウ』『インシディアス』シリーズの脚本を担当するなど、ホラー畑出身のワネル監督だけに、予告編もホラーテイスト満載。誰も「夫が透明人間になった!」という主張を信じてくれないセシリアが、エイドリアンとの戦いに臨むさまが描かれている。透明人間は実在するのか、それともセシリアの妄想なのか? という疑問も物語のフックになっていきそうだ。

 セシリアを演じるのは『アス』(2019)のエリザベス・モス。彼女の姉妹役で『キリング・グラウンド』(2016)のハリエット・ダイアー、幼なじみ役でドラマ「レバレッジ ~詐欺師たちの流儀」のオルディス・ホッジ、幼なじみの娘役でストーム・リードが出演。透明人間になる夫エイドリアンは「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」のオリヴァー・ジャクソン=コーエンが演じる。(編集部・入倉功一)