「スナッグレス」ってなに? わかりにくい釣り用語漫才

最近、DAIWAの釣り伝道師、みっぴこと秋丸美帆さんがハマっている釣り場に持ち込む、スナック菓子。みっぴにスナックレスは許されないが、スナッグレスとはまったく関係はない。

釣り用語ってわかりにくぃ〜。雑誌やテレビ、webでしれっと出てくるけど、日本語で喋って〜! なんてことも多いハズ。ということで、ちょっとわかりにくい釣り用語を漫談、漫才で楽しく紹介していくシリーズ第二弾。スナッグレスってなに?

このルアーはスナッグレス性能が高い。はぁあぁあ???

ヤズ「なぁ、ヒラス兄貴。テレビでこの釣りプロ、"このルアーのスナッグレス性能は高くて"ってしたり顔で語ってはるけど、なんなん、スナッグレスって。なんでも横文字で並べおって、ビギナーおいてけぼりやで!」

ヒラス「なんや、ヤズ。自由に泳ぎ回りすぎて、勉強不足なんちゃうか〜? スナッグレス性能つうのは、障害物回避性能と同義や。わかったか。解説に3行もいらんやろ。ちなみに、スナッグレス性能が高いルアーの代表格は、やっぱりスピナーベイトやろか。こいつは初心者にもオススメのバスルアーやで」

スピナーベイトと呼ばれるルアーは、スナッグレス性能の高いルアーのひとつ。

ヤズ「snag<スナッグ>って言葉、Googleで調べてみたわ。沈み木などの水中の障害物全般を指すみたいやな。で、less<レス>かいな。もっと柔らかい言葉で言えば、水中の障害物などにひっかかりにくいルアーや機能、ちゅうことやな!」

ヒラス「そういうことやな」

ヤズ「……なら、そう言えや。"障害物にひっかかりにくいルアー"でええやないか」

ヒラス「アホぉ、なんでも横文字で言うたらカッコええように聞こえるゆうてるやろ。あいちー! IT企業の技術屋の会話とか聞いてみ。ドタマかち割ったろか思うで。釣り用語なんて、まだ優しいもんやで」

ヤズ「このスナッグレス性能の高いルアーをB to BではなくC to Cで提供するスキームを作るちゅうか、フレームワークのことで、NDAかましながら、っちゅうことやな! 知らんけど」

ヒラス「宇宙人が喋ってるかとおもたわ。それに知ってる単語、なんか適当に並べたやろ。あんまりIT関係ないと思うで。ほんまええかげんなこと言っとったらエラ切って、尻尾から津本式ノズルぶちこむでぇ…。じゃぁ、ほんまにわかってるか、スナッグレスちゅう言葉使って、例文作ってみ」

ヤズ「みっぴが、スナッグレスで泣いた」

最近、DAIWAの釣り伝道師、みっぴこと秋丸美帆さんがハマっている釣り場に持ち込む、スナック菓子。みっぴにスナックレスは許されないが、スナッグレスとはまったく関係はない。

ヒラス「そりゃ、みっぴ、お菓子なくなったら泣きはるな。いや、ちゅうか、それを言うならスナックレスや!! 2回連続でダジャレ落ちは、大阪の人はたぶん許さへんで、腕磨きや!」

Snagless【スナッグレス】特に、ルアー釣りのシーンで使われることが多い用語。覚えてしまえば意外に使いやすいので、ドヤ用語ではない。基本的に「根がかりしにくい」「引っかかりにくい」機能を指す。藻や、枯れ木、沈み石などが多いような場所をルアーを使う場合、スナッグレス性能が高いルアーを選ぶのがセオリーのひとつ。

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