【プレミア12】侍ジャパン稲葉監督も驚いた! 自主練習に28人中22人が参加「思った以上に」

自主練習に臨んだ侍ジャパン・稲葉監督【写真:編集部】

予備日だった8日は台中インターコンチネンタル野球場で練習を実施

 野球日本代表「侍ジャパン」は8日、台湾・台中市の台中インターコンチネンタル野球場で練習を行った。「第2回 WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)、初戦からの3連勝でオープニングラウンドB組を首位で突破。この日は予備日だったため、希望者だけが自主参加しての練習としたが、28選手中22選手が参加した。野手陣はフリー打撃など、投手陣はキャッチボールなどで思い思いに調整した。

 異国の地で調整を行い、そして3試合を戦った選手たち。疲労、プレッシャーもあったことを考慮して稲葉篤紀監督は「過ごし方は選手に任せました。2日間休むなら休むでいい。自主性でやった方がいい。タイトな、緊張感ある中でやって、ホッとする時間が必要かな、と」と練習参加は選手個々の判断に任せた。

 蓋を開けてみれば、22人もの選手が参加し、指揮官は「思った以上にグラウンドに来てくれてやりましたので、僕は温かく見守ろうと思いました」と少し驚いた様子。指揮官自らフリー打撃の球拾いを買って出て「今日は守る人もいなかったので裏方に徹しようと思った」と、右翼で軽快な守備を見せていた。

 侍ジャパンは9日にスーパーラウンドが行われる日本に帰国し、10日から再び調整をスタートさせる。「投手中心に戦うというのは変わらずやっていきます。昨日のような 攻撃は理想的ですけど、そうはいかないと思う」と稲葉監督。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

© 株式会社Creative2