現場トラブルも影響?リバイバル版『ビバヒル』がシーズン1で終了へ

©株式会社WOWOW

1990年代に社会現象を巻き起こした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)。その根強い人気を受けて、今夏に米FOXでリバイバル版『BH90210(原題)』が放送されたが、残念ながら新シーズンは製作されないことが明らかになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

全6話の本作には、ジェイソン・プリーストリー(ブランドン・ウォルシュ役)、シャナン・ドハティ(ブレンダ・ウォルシュ役)、ジェニー・ガース(ケリー・テイラー役)、アイアン・ジーリング(スティーブ・サンダース役)、ブライアン・オースティン・グリーン(デビッド・シルバー役)、トーリ・スペリング(ドナ・マーティン役)、ガブリエル・カーテリス(アンドレア・ザッカーマン役)といったオリジナルキャストが集結。だが、おなじみの役として登場するわけではなく、『ビバヒル』キャストのその後の実生活にパロディを交えたドラマ仕立てという形で展開された。

放送局のFOXは声明で、「特別な夏のイベントで、局の伝説的シリーズとそのキャスト、そして全米の『ビバヒル』ファンのみなさんと再会できたことを誇らしく思います。関わったすべての人とともに、独創的でノスタルジックなリバイバル版に全身全霊を尽くしてくれたブライアン、ガブリエル、アイアン、ジェイソン、ジェニー、シャナン、トーリに深く感謝します」とコメントしている。

8月上旬に放送された初回は、FOXの夏の新作ドラマとして最高視聴率を記録。放送から3日以内での配信サービス利用者間の視聴者数として同局歴代最高記録を叩き出し、5日後時点で総視聴者数は610万人に上った。しかし第2話以降は徐々に数字を落とし、9月中旬に放送された最終話は視聴数190万人、レーティングは0.7だった。そんな成績低下に加えて、ショーランナーや脚本家が何度も交代したという製作現場のトラブルも更新の妨げになったのかもしれない。

なお、ある情報源によれば、前述の7人は出演料として一話あたり7万ドル(約763万円)を受け取っていたという。全6話では一人あたり42万ドル(約4578万円)に上り、さらにクリエイターを務めたジェニファーとトーリは各話で1万5000ドル、第3話で監督を担当したジェイソンは4万6000ドルの追加報酬を得ていたそうだ。とはいえ、大人気ドラマ『フレンズ』のキャストが最終的に一話あたり100万ドルのギャラを受け取っていたことなども考えれば、『ビバヒル』キャストが今回もらっていた額はかなり格安だという意見もある。

ともあれ、トーリが「何シーズンも続けられるくらい、伝えたいストーリーはたくさんあるの」と語っていただけに、1シーズンで終わってしまうのは残念だ。(海外ドラマNAVI)

Photo: