<試写室>こちら側の耐性=余裕も相まってリカの動きが微笑ましい…そんな楽しみ方も!

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みなさん、朗報です!

『リカ』、第2部も面白いですよーーー!!

1週空いちゃいましたしね、これだけはまずお伝えしたかった。

以下、長々と感想を書いておりますが、結論は『リカ』第2部もちゃんと面白い!オンエアを是非お楽しみに!!ということです。

前回あんな修羅場…というより、殺し合いを見せられた後の第2部だったので、同じことを繰り返すだけじゃないの?新たな恋って前回の命がけはなんだったの?っていうか今回も面白いの?等々、正直不安もありました。だけど、まったく問題なし!

むしろ新しさも満載で、あの殺し合いを経てるからこそ出てくるこちら側の耐性=余裕も相まってリカの様々な動きがいちいち微笑ましい…そんな楽しみ方も出てきました。

今回、最も新鮮だったのがリカの私生活。

第1部では、怪しいハーバリウムを作ってるか、ミートソーススパゲティを食べてるか、「死ねばいいのに!」とつぶやいてるかだけだったリカの自室シーンですが、今回はサービスカット満載で、知られざるリカのプライベートが次々と明かされていきます。

ネグリジェで引きこもっているリカ、配達員と仲良しのリカ、定期便でミートソース(レトルト)を注文しているリカ、部屋のほこりをとるリカ、リビングに正座で電話するリカ…と、意外な一面や、庶民的な一面、だけどやっぱりクレイジーな一面も交錯する私生活の描写がいちいち微笑ましい。

普通、ミステリアスな主人公のドラマってその私生活が見えると謎が削がれて萎えちゃうことも多いけど、リカはそんなことではなんら揺るがない強固なキャラクターだったんだと再確認できました。それは第1部以上に高岡早紀さんがリカをものにしちゃってる=完全に憑依しちゃってるから、細かな動き一つひとつに命が宿り興味が沸いてくる…っていうのもあるんでしょう。

また今回、キーアイテムとなるのが“マッチングアプリ”。

マッチングアプリを利用してターゲットに近づくリカ(高岡早紀)

第1部でさんざん生身の戦いを見せてきた『リカ』の世界観に、ネットでつながるマッチングアプリって大丈夫?とも思いましたが、心配ご無用。第1部同様、リカの感情表現が、導入部は落ち着いてるのに、徐々に思いがダダ洩れしちゃって引かれちゃう…という恒例のグラデーションが現代的なツールになっていたとしてもしっかりと再現されており、生身とは違った恐怖を味わえます。

そしてお待ちかね、伝家の宝刀「リカ・年齢28歳」が、マッチングアプリならではの方法で登場しているのでそちらもお見逃しなく!使い方が巧すぎてちょっと笑っちゃいました。嘘です、結構笑った。

そして、命がけで愛した大矢先生(小池徹平)の次に現れる“運命の人”ですが、今回は大谷亮平さん演じる映画プロデューサーの本間隆雄。

大矢先生が副院長で誠実でフィアンセもいてと何不自由ないキャラクターだったのに対し、今回の隆雄さんは、既婚者で子持ちだけど訳ありでリカにもちょっと不誠実な形で出会ってしまう…というまったく異なる境遇と接点の持ち方なのが今後の展開をより楽しみにしてくれます。

本間隆雄 (大谷亮平)は既婚者で子どもいるが…

何より隆雄さんは、やっぱり出ました「雨宮リカ、28歳です」に、今回まさか、はじめて劇中でツッコミを入れます。かなりの強敵と言っていいでしょう。

その他、第1部でも魅力的だったリカと対峙するサブキャラクターたちですが、第2部の注目は隆雄さんのアシスタントである坂井くん( 内田健司 )。いい感じの軽さとチャラさでちょっとイラっともさせてくれるキャラなので、絶対リカに殺られる…と思うとワクワクしてきます(不謹慎)。

また前回までは職場が同じで“運命の人”に自然と近づけていたのに対し、今回はマッチングアプリを介しての出会いなので、リカがどうやってターゲットに近づいていくのか?にもドラマが展開され、そこも楽しみになってきます。

…ということは、そう!今回はあからさまなストーカーと化していくリカなのです!!

前回までの最強で最恐の経験値をもってしてのリカのストーカーなわけですから、これまでのストーカードラマとは一線を画すこと間違いなし!第2部も楽しみしかない!!

text by 大石 庸平 (テレビ視聴しつ 室長)