広島菊池のメジャー挑戦、米メディアが早くも注目「キクチは守備でこそ輝く」

広島・菊池涼介【写真:荒川祐史】

ポスティング利用の容認を受け、米最大の移籍情報サイトが特集

 広島が8日、菊池涼介内野手のポスティングシステム(入札制度)利用を容認すると明かした。これを受け、早くもメジャーリーグの移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が菊池の特集記事を掲載している。

「トレード・ルーマーズ」は「広島カープが内野手リョウスケ・キクチをポスティングへ」との見出しで菊池のポスティングによるメジャー球団への移籍が認められたことを速報。記事では、2014年に行われた日米野球や2017年の第4回WBCで菊池が見せた好守を振り返りつつ、「キクチは守備でこそ輝く。彼は日本で最も守備のいい選手の1人と見られている」と紹介している。

 菊池は、守備の名手として、二塁手部門でゴールデン・グラブ賞を2013年から7年連続で受賞。今季は138試合出場で打率.261、13本塁打、48打点、14盗塁、28犠打をマークし、現在は野球日本代表「侍ジャパン」の一員として「第2回 WBSCプレミア12」に出場している。7日のチャイニーズ・タイペイとの一戦でも美技を連発し、WBSCの大会公式ツイッターも「マジシャンのような美技」と動画付きで紹介していた。

 来季、日本の守備の“マジシャン”をメジャーの舞台で見ることとなるのだろうか。(Full-Count編集部)

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