関空またドローン、一時離着陸停止

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関西空港

 11月9日午前8時ごろ、関西空港の滑走路付近で職員がドローンのようなものを目撃した。安全確認のため同13分から全ての航空機の離着陸を停止し、確認作業を終えたとして午前9時25分ごろから離着陸を再開した。日航や全日空によると、一部の便で大阪空港への行き先変更や、欠航が出た。

 関空では10月19日と今月7日にも周辺の上空に、ドローンのような飛行物体が確認され、全ての離着陸が一時停止された。いずれもドローンは見つかっておらず、9日も運営する関西エアポートから110番通報を受けた大阪府警が捜索したが、発見に至っていない。

 関西エアによると、空港の供用規程により、周辺でのドローン飛行や空港内への持ち込みは禁止されている。国土交通省大阪航空局の担当者は「ドローン禁止の周知活動と監視の強化を続けていくしかないが、ここまで相次ぐと、こうした従来の対策だけでよいのか疑問だ」と話した。

 7日夜は空港周辺の上空にドローンのような飛行物体が確認されたとして、同日午後10時15分ごろから8日未明にかけて2度にわたり滑走路を閉鎖し、計27便に影響が出た。午後11時15分ごろ再開したものの、地上の警備員から再び通報があったため再度、離着陸を一時見合わせた。この影響で、羽田行きの出発便など3便が欠航。到着便の8便が中部空港に目的地を変更し、1便が出発地の羽田空港に引き返した。ほか15便に最大約2時間の遅れが出た。大阪府警によると、ドローンは見つからなかった。