ローマ法王 長崎訪問 「焼き場に立つ少年」掲示へ 爆心地公園の集会で

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法王がカードにして普及を呼び掛けた「焼き場に立つ少年」

 ローマ法王フランシスコが24日に長崎市松山町の爆心地公園で核兵器廃絶のメッセージを読み上げる際、原爆投下後の長崎で撮ったとされる「焼き場に立つ少年」の写真パネルを掲示する方向で調整していることが8日、関係者への取材で分かった。
 会場には、写真を撮影した元米従軍カメラマンの故ジョー・オダネル氏の親族も出席する見通しという。
 法王は2013年の就任以降、核廃絶を訴えてきた。昨年、焼き場に立つ少年の写真に「戦争がもたらすもの」という言葉と自身の署名を添えたカードを作製し広めるように指示した。今回も被爆地から写真を用いて核廃絶を訴える意向とみられる。
 爆心地公園の集会には被爆者やカトリック信者、関係者ら約千人が出席する予定。法王による原爆落下中心地碑への献花や、バチカンから持参する「平和のランプ」に高校生平和大使の一人が灯火することなども検討されているという。