「新たな事業展開」

室蘭・絵鞆小活用、市民団体が市に報告

©株式会社室蘭民報社

 室蘭・旧絵鞆小学校2棟の取得を目指す市民団体・旧絵鞆小活用プロジェクト(三木真由美代表)は8日、室蘭市役所を訪れ、新しい活用案の検討状況を市に報告した。報告を受けた国枝信教育長は「(早急な提案を待つ状況に)特段変わりはない」と話した。

 団体はこれまで、展望スペースや貸事務所への活用などを提案していたが、この日は旅行業など新たな事業展開の強化を考えていることを伝えた。また、団体が活用案を示した際に、市が提案を聞くことを確認したという。

 団体は校舎2棟の取得などのため、4600万円の資金獲得を目指しており、クラウドファンディング(CF)などで「2千万円のめどは立っている」(三木代表)とする。残りの不足額については「金融機関が(融資を)前向きに検討してくれている」と明らかにした。ただ、実際に融資が受けられるめどは立っていない。

 団体は1日、2棟の取得のために行ったCFで目標額を上回る1166万円の寄付を集めたことを市に報告。事業計画を練り直していることを伝え、市が早急に提案するよう求めていた。2棟のうち体育館棟は当初、10月下旬の解体の入札公告を予定していた。
(林帆南)