ハウステンボス 年間パス「3年後20万人に」 坂口社長、就任半年

©株式会社長崎新聞社

「光の王国」を開催中のハウステンボス

 ハウステンボス(佐世保市、HTB)の坂口克彦社長は、減少が続く入場者数を底上げするため、年間パスポート会員を現在の約5万人から3年後に20万人にまで増やす目標を掲げた。同伴者の入場料割り引きなど特典を付けて入会を促しており「インフルエンサー(発信力のある人)になってくれる人を増やしたい」と語った。
 年間会員には、1人につき同伴5人までの入場料割り引きや園内での買い物の割り引きなど来年3月までの特典を付けた。坂口社長は「イベントに左右されない固定ファンは必要」と話した。
 HTBの入場者数は、2015年9月期に310万人を記録。その後は減少が続き、18年9月期は272万人にとどまる。増収増益を確保するためには入場者数の回復が急務となっている。
 10月からは、これまで別料金だったアトラクションも利用できる新しい「1DAYパスポート」を導入。入場料を実質的に値下げした。この効果もあり、10月の月間入場者数は前年を数%上回った。
 来年1月には「スリラーシティ」を全面改装する計画。坂口社長は「減少傾向を食い止めるのは簡単ではない。新パスポートや新たなアトラクションで増収増益につなげたい」と語った。
 澤田秀雄氏(現会長)から引き継ぎ、11月で社長就任から半年。社員の意識改革に取り組んでいるといい「自分の仕事にプライドを持つよう伝えている。組織の知恵を生かした経営で、成果が出ることを証明したい」とした。