新幹線で複数車いす客の避難訓練

JR東海、五輪パラ念頭に対応

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東海道新幹線の大規模地震に備えた訓練=2018年8月、静岡県三島市の車両基地

 JR東海は、新幹線車内で火災や停電、地震の発生時に、複数の車いすの乗客をスムーズに車外まで避難、誘導する訓練を、乗務員らを対象に新たに始める。これまで車いす客の救助訓練は1人を運び出す形式で、多人数への対応は想定外だった。2020年東京五輪・パラリンピックも念頭に、新幹線のバリアフリー化を促進し、障害者を含めた利用環境の改善を図る狙いだ。

 現行の東海道新幹線の主力車両「N700A」は車いす専用のスペースが1台分だが、通常の座席に車いすから降りて座るケースも多い。来年7月デビューの「N700S」では2台分に拡充される。