追子野木小5年生、車いすバスケ体験/「青森JOPS」が技術伝授/パス、ドリブル…覚えて熱戦展開

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車いすに座ってパス練習する追子野木小児童たち

 青森県黒石市追子野木小学校(角田元伸校長)の5年生29人が5日、福祉学習の一環で県内の車いすバスケットボールチーム「青森JOPS(ジョップス)」の選手らの指導を受け、競技に初挑戦した。

 同校は長年、3年生以上が「総合的な学習」の時間を活用し、福祉を学習。2019年度の5年生は、車いす体験や高齢者疑似体験などに取り組んできた。今回は20年の東京五輪などを前に、パラリンピック種目を体験できないかと考えた同校側が県身体障害者福祉協会に相談し、実現した。

 ジョップスの高杉勝彦代表(54)=五所川原市、山田憲史(のりひと)さん(31)=同、三森(みつもり)俊幸さん(35)=藤崎町=の3選手らが来校。児童らは二つの車輪がハの字形の競技用車いすに座り、前進、後退などの操作を練習した。選手らに「パスは、必ず声を掛けて相手が取る体勢になってから投げて」などと教わり、パスやドリブルをしたり、床にあるボールを片手と車輪で拾い上げる技にも挑戦したりした。

 5分間の試合も行い、児童らは車いすを何とか動かしてパスをもらいやすい位置に移動したり、相手の攻撃を必死に防いだりと熱戦を展開。シュートが決まるたび、館内に歓声が響いた。三上快智(かいち)君は「シュートを決めてうれしかった。チームが勝って良かった」と笑った。