ロアッソ、10日にホーム北九州戦  首位破り、奇跡起こす

©株式会社熊本日日新聞社

 明治安田J3第30節、4位のロアッソ熊本は10日午後2時から、ホームの水前寺競技場で首位の北九州を迎え撃つ。

 熊本は第27節に現在2位の藤枝と引き分け、前節には3位の群馬に1-3で敗れ、J2昇格要件の2位以内を争う相手から白星を奪えなかった。

 MF中山雄登は「残り5試合で奇跡を起こすため、首位を倒して波に乗りたい」と再び気持ちを奮い立たせた。

 6日の練習で、渋谷洋樹監督は「ここでメンタルを落としては戦っていけない。5連勝しよう」と選手たちを鼓舞。「ここまでくれば戦術うんぬんではない。攻守にわたり適正な距離感を保ち、足を止めずにプレーすることが大事」とハードワークの徹底を掲げた。

 4連勝中の北九州はここ10試合で9勝1敗と白星を積み重ね、昇格争いから一歩抜け出した。好調な相手を倒すためには、J3最少の1試合平均0・83失点を誇る堅守を崩さなくてはならない。

 前線から厳しい圧力をかけてくる相手に対し指揮官は、「ミドルパスを有効に使い、守備ラインの背後を突くことも一つの手」と策を練る。

 熊本はここ8試合、シュート本数が対戦相手を下回っている。中山は「シュートまで持っていく場面をもっと多くつくらないと点は入らない」と積極性を鍵に挙げる。(植山茂)

(2019年11月9日付 熊本日日新聞朝刊掲載)