ブレーブスが救援右腕・オデイと再契約 1年225万ドル

日本時間11月9日、ブレーブスはフリーエージェントとなった救援右腕、ダレン・オデイと1年225万ドル+オプション1年(350万ドル)で再契約を結んだことを発表した。今年9月に長期にわたる故障離脱から戦列復帰を果たしたオデイだが、レギュラーシーズン8試合で防御率1.69、ポストシーズン4試合で防御率0.00と好投を続け、ブレーブスとの再契約を勝ち取ることに成功した。

オデイは、左ハムストリング痛により故障者リスト入りしていた2018年7月にトレードでオリオールズからブレーブスに移籍。その年は移籍後の登板がなく、今季も右前腕痛により開幕から戦線離脱が続いていたが、マイナーでのリハビリ登板を経て9月に復帰し、ポストシーズンも含めて好投を続けた。何度も故障が再発し、一時は現役引退の可能性も囁かれたが、諦めることなくリハビリに取り組み、見事に戦列復帰を果たした。

すでに37歳となったオデイだが、オリオールズ時代の2014~2015年に2年連続で防御率1点台をマークするなど、実績は十分。また、ブレーブスへ移籍する6ヶ月前に、ブレーブスの本拠地サントラスト・パークから20分ほどの場所に家を購入しており、家族はそこで暮らしている。そうした事情もあって、オデイはブレーブスで長くプレイすることを希望していたが、今回の再契約によりその希望が叶う形となった。

ブレーブスは、オフシーズン序盤から積極的な動きを見せており、すでに捕手のタイラー・フラワーズ、外野手のニック・マーケイキスとも1年契約で再契約を結んでいる。また、今季途中に加入してクローザーを務めたマーク・マランソンとの契約があと1年残っており、同じく途中加入のシェーン・グリーンも年俸調停期間をあと1年残しているため、来季も引き続きブレーブスでプレイすることが確実。マランソン、グリーン、オデイという実績十分の3人を中心として、来季のブルペンを構築していくことになりそうだ。

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